企業における役職の種類や順番はどんな感じ?役職の英語表記や役職定年について。

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一般的な会社には「役職、階級」が存在します。

社内はもちろん、取引先の方などについて「どちらの役職のほうが偉いの?」という時のために「どんな役職があるか」「役職の順番」をしっかり覚えておきましょう。

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役職とは

役職とは、仕事において「責任や職権を伴う役目や職務のこと」です。
ビジネスシーンにおいて、名刺交換をするのは通例ですよね。

且つ、その際お渡しする名刺には、社名や会社情報が入っているのはもちろんですが、会社における役職も明記されているのが一般的です。

ただ、以前より会社が設ける役職名の自由度も高くなったため、立場はどちらが上か判断するのが難しい時があります。 

ちなみに「企業と会社の違い」や「世界最古の企業について」書かれた以下の記事もぜひ参照下さい。

企業と会社の違いって何?日本にある世界最古の企業について。
世界中には数多くの会社があります。 「会社」と似たような言葉で「企業」という言葉もありますよね? 普段何気なく使われる2つの言ですが「会社と企業の違い」は何なのでしょうか? 会社と企業の違い 会社の定義 会社とは「会社法に基づいて設立された...
『世界最古の企業』は日本にある!しかもトップ3社とも日本の会社!
日本はもとより世界中にあるいろいろな「企業」や「会社」。 企業は数ある中、世界最古の企業(会社)は日本にあります!   起業してから残る日本の会社の数は、1年以内に40%、5年以内に15%、10年以内に6%、20年以内に0.3%、30年以内...

日本企業における役職の一覧

取締役会長

位的に近い役職:相談役、顧問、理事長

代表取締役

位的に近い役職:社長、頭取、最高経営責任者(CEO)

取締役

位的に近い役職:副社長、専務取締役、常務取締役、役員

執行役員

位的に近い役職:上席執行役員

部長

位的に近い役職:本部長、副部長、本部長代理、ゼネラルマネージャー、次長
、支店長、工場長、シニアマネージャー

課長

位的に近い役職:室長、課長代理、マネージャー、課長補佐、チームリーダー

係長

位的に近い役職:班長、リーダー

主任

位的に近い役職:アシスタントマネージャー、チーフ、サブリーダー
 

上記の役職は、全ての企業に存在するわけではないです。

組織の大きさにより、役職の種類や多さも変わってきます。

さらには、業界によって特殊な呼び方の役職があったりするので、わからない点は素直に認め、上司などに聞いてみましょう。

英語での役職や肩書きの一覧

日本の場合、上記で挙げた役職の順番は割と明確です。

では英語圏における役職はというと、会社によって呼び名が変わることも多々あります。

日本企業でいう「部長」クラスの立場を例に挙げると、
「General Manager」、「Director」、「Manager」というように、呼び方が複数あるような感じです。

CEO(Chief Executive Officer)

 最高経営責任者

CFO(Chief Financial Officer)

 最高財務責任者

CTO(Chief Technology Officer)

 最高技術責任者

COO(Chief Operating Officer)

 最高業務責任者

CMO(Chief Marketing Officer)

 最高マーケティング責任者

CJO(Chief Judicial Officer)

 最高法務責任者

Chairperson、Chairman

 取締役会長

Board Chairman

 理事長

Representative Director、Executive Director

 代表取締役

President

 社長

Senior Managing Director、Executive Managing Director

 専務取締役

Managing Director、Junior Managing Director

 常務取締役

Director、Executive Officer

 取締役、役員

Senior Adviser、Executive Adviser

 相談役、顧問

Auditor、Auditing Director

 監査役

Manager、Director、General Manager

 部長

Section Chief、Section Manager、Manager

 課長

Section Head、Deputy manager

 係長

Supervisor、Assistant Manager

 主任


「役職定年」とは?

「役職定年」とは、
管理職などの役職において、一定の年齢に達した際にその役職を解く人事制度のことです。

定年退職の前段階的なものと捉えてもよいかもしれません。

人・会社により様々ですが、役職定年によって変わる点はいくつかあります。

例えば、所属部署や業務内容、それに伴い給与も変わってきます。

傾向としては、大企業ほど本制度の導入率が高く、全体の約3分の1程の企業が導入しています。

役職定年は何歳から?

役職定年の年齢で一般的に多いのが、50代半ば~60歳の間です。

役職定年を迎えた9割以上は年収が下がります。

部長や課長などの役職者には役職手当が付いたり、職能手当といった基本給とは別の待遇が多いことがほとんどです。

これらの手当が役職定年とともに無くなることが、年収が下がる一番の大きな理由です。

最後に

出世、昇進」というと、人間社会のみの話に思われがちですが、「」の世界にも出世の話はあるようです。

とはいえ、当の本人(魚)達は一般社会におけるしのぎを削る出世競争とは無縁かもしれませんが。

成長段階において名前が変わる、出世魚の種類などについては以下の記事も是非のぞいてみて下さい。

『出世魚の種類一覧』魚の種類と呼び方はどう変わる?
成長に伴い呼び名が変わる魚を出世魚といいます。 本記事では「出世魚の種類一覧」と「呼び方がどう変わっていくか」について紹介しているので、  「出世魚にはどんな魚がいたっけ?」  「呼び方ってどんな感じで変わるんだっけ?」 という方は、ぜひ本...

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