「チキンラーメン」パッケージ変遷の歴史!過去にはのぞき穴もあった?!

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ヒヨコのマークでおなじみの、チキンラーメン
卵を乗せて食べると本当に美味しいですよね。
そんなチキンラーメン、商品のパッケージは現在で実は7代目
 
5代目パッケージになるまでは、今ではおなじみキャラのヒヨコちゃんもいなかったんです。
 
しかも、1~3代目までは、中身が見える「のぞき穴」つき!
 
そんなテンションがあがる男子諸君をしり目に、のぞき穴はだんだん小さくなっていき、遂に4代目で姿を消してしまう。残念…
 
その変遷をたどってみましょう。

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パッケージの変遷

「初代」

「昭和33年、1958年~1967年(任期:9年)」

黄色い15本のラインは当時とても革新的だったそう。

のぞき穴も歴代で最も大きいサイズ!

パッケージ内の「完全食」というワードが、強いインパクトを感じますね。


「2代目」

「昭和42年、1967年~1971年(任期:4年)」

のぞき穴は縮小。

ですが、新キャラクターの「ちびっこ」が登場!  


「3代目」

「昭和46年、1971年~1983年(任期:12年)」

吹き出しによるキャッチフレーズ、

「おいしさアップ チキンの味と香り」が登場。


「4代目」

「昭和58年、1983年~1991年(任期:8年)」

ここでなんと!男子の夢、のぞき穴が消えてしまいます。

商品の認知度が高まったこともその理由の一つだそうです。


「5代目」

「平成3年、1991年~2003年(任期:12年)」

のぞき穴が消えてガックシのところ、新キャラクター登場!

現在に引き継がれる「ひよこちゃん」がパッケージに表れました。

吹き出しのコメント内容も「お湯かけ おいしい 煮込んで たのしい」にリニューアル。


「6代目」

「平成15年、2003年~2008年(任期:5年) 」

完成イメージの写真がパッケージに表示されました。

美味しさが伝わってきますね。卵が乗ってとてもおいしそうです!


「7代目」

「平成20年、2008年~現在」

最新版ではヒヨコちゃんのデザインも変わってます。

また、画期的だった「たまごポケット」が「Wたまごポケット」にさらに進化を遂げています!


キャラクターについて

少年の名前は「ちびっこ」

ネーミングキャンペーンにて命名。

日清食品の頭文字である「N」と書かれた帽子を着用。

 

 ヒヨコは「ひよこちゃん」

パッケージキャラクター2代目は可愛らしいひよこちゃん。

ちなみにひよこちゃんの特技は歌とギター。 演歌もロックも歌いこなすらしいです。

現在においては、「チキンラーメン」と言えば、一番思いつきやすいキャラクターですね。

可愛らしく、老若男女問わず好まれるキャラクターなのかと思います。

右側が初代(1991年~2010年)、左側が2010年にデザイン変更された2代目です。


商品や会社にまつわる変遷については、お馴染み「グリコのあのマーク」や「マンダムの社名」にも歴史があります。下記の記事も是非どうぞ。

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おしまい

今では日常食としてもすっかり定着したチキンラーメン。
「最近食べてなかったな…」という方は久しぶりに是非!
懐かしくも進化した味に出会えますよ。

会社名:日清食品 株式会社
設立:1948年
事業内容:即席袋めん、カップめんなどインスタント食品の製造及び販売など 


参考文献:「日本のロゴⅡ」成美堂出版.
 

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