夏はスイカが食べたくなる季節です。
暑い夏に、冷たくてみずみずしいスイカを食べると、とてもおいしく感じられますよね。
しかし、スイカを食べる時には種が面倒だと感じることもあります。
スイカの種は食べてしまっても体に害のあるものではないのですが、スイカのシャリシャリとした食感を種が邪魔をしてしまいます。
スイカを食べる時に邪魔になってしまう種が簡単に取れたらうれしいですよね。
実は、スイカの種は切り方を工夫するだけで取りやすくなるのです。
そこで、今回は種がとりやすくなるスイカの切り方についてお話します。
スイカの種が取りやすくなる切り方は、最初に横に切ることが大切
スイカの種を取りやすくするためには、最初が肝心です。
スイカには縦じまがありますが、この縦じまに合わせて縦に半分に切ってはいけません。
種を取りやすくする切り方として大切なのは、スイカを寝かせてヘタと平行になるように横に包丁を入れることです。
スイカを横に切り、断面を見るとスイカの中心から外側に向かって繊維のようなものが伸びているのが見えます。
この繊維は維管束といって、スイカに栄養を運ぶための管の役割をしているものです。
維管束の位置は種を取りやすく切るために役立つ情報なので、維管束の位置をしっかりとみるためにスイカを横に切ることが大切なのです。
維管束に沿って切ると種が取りやすくなる
スイカを横半分に切ったら、次は維管束に沿って包丁の刃を入れます。
維管束は他の部分と比べると白っぽくなっているので、断面をよく見て維管束を見付けましょう。
そして、維管束に沿って切っていくとスイカは12等分に切れます。
スイカの種は維管束に沿って規則的に並んで入っているので、スイカの種が取りやすい切り方をする時には維管束に沿って切ることが大切です。
仕上げは種に向かって包丁を入れる
維管束に沿ってスイカを12等分に切ったら、最後は食べやすい大きさに切り分ける作業です。
この時も、規則的に切ることで食べる時に種が取りやすい状態になります。
まず、12等分にしたスイカの断片の中心に包丁の刃を当て、断面に見えている種に向かって切り分けます。
そうすると、種が並んでいる列が表面に出るように切ることができます。
この切り方を繰り返せば、食べやすい大きさに切り分けつつ、種が取りやすい状態に切ることができます。
この切り方でスイカを切ると、種はスイカの表面に露出した状態になるので、食べる前にスプーンなどで簡単に種が取れて、食べている最中に種に遭遇することがなくなるのです。
まとめ
いかがでしたか?
夏になると食べたくなるスイカですが、スイカを食べる時に種が面倒に思えてしまうこともあります。
しかし、スイカをヘタと平行になるよう横半分に切り、維管束に沿って切り分ければ規則的に並んでいる種を見付けやすくなります。
そして、維管束に沿って切ったスイカの断片の中心から種に向かって切り分けていけば、スイカの表面に種が見える状態で切り分けられるので、食べる前に簡単に種を取り除けるようになるのです。
皆さんも、この夏、スイカを食べる時にはぜひお試しくださいね。
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