秋から冬にかけ、だんだんと気温が寒くなってくると、鍋を食べたくなりますよね!
日本の冬と言えば鍋料理を食す方は多いのではないでしょうか?
そんな鍋料理にも種類がいろいろあります。
鍋料理の種類(※鍋を使った料理含む)
・すき焼き
・キムチ鍋
・水炊き
・しゃぶしゃぶ
・寄せ鍋
・もつ鍋
・ちゃんこ鍋
・湯豆腐
・味噌煮込み
・豆乳鍋
・すっぽん鍋
すべてではないですが、有名どころはこんな感じですかね。
ちなみに上記の前者3つは、例年の「好きな鍋ランキング」でも上位の常連です。
鍋の具材としては「魚」も人気ですね。
魚に関する下記の記事も是非参照下さい。
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鍋は、料理の種類も豊富ですが、鍋そのものの種類も用途などに応じて様々なモノがあります。
鍋の素材の種類
テフロン製
→表面にフッ素樹脂の加工がされており、手触りはすべすべ。
耐熱性に優れ焦げ付きも少なく、水も弾きやすい。
ステンレス製
→キッチンのシンク等にも良く使われるステンレス。
焦げ付きに強いのをはじめ保温性に優れ、長時間の料理に向いている。
IHでも使えて便利だが、重さがある。
アルミ製
→熱伝導率が良く軽いため、短時間のちょっとした料理に向いている。
酸やアルカリ性の物に弱く、黒ずみやすい。
ホーロー鍋
→鉄素材などの表面に、ガラスの粉を吹き付けたもので、表面はガラス製。
衝撃に弱く、急冷や空焚きには特に注意が必要。
銅鍋
→銅鍋は塩分や水に注意し、料理を長時間入れたままにしないこと。
錆が発生したら、お酢と同量の塩をまぜた液で、布などでこすり落とす。
ガラス鍋
→洗う際は重曹やお酢、クリームクレンザーでこすり洗いしましょう。
土鍋
→保温性がとても高い。加熱温度の上げ過ぎに注意。
焦げの対応は重曹を使い、洗剤の浸け置きは成分が鍋に染み込んでしまうためNG。
こちらも鍋料理の種類と同じく、多様な種類がありますね。
そして、ちょっと特殊な「紙鍋」というものもあるのです。
紙鍋の仕組み
「紙鍋」という単語を初めて聞く方もいるかと思います。
かくいう筆者もその一人でした。
「紙に火をつけたら燃えるんじゃないの?」という至極当然の理由です。
そんな常識を覆すのが「紙鍋」。鍵を握るのは水の沸騰温度です。
水の沸騰温度は100度です。
水蒸気になった水は1000度以上まで上昇しますが、液体状態の水の最高温度は「100度」です。
加熱を続けても、液体の水の温度は変わりません。
紙の発火点
物にはそれぞれ発火点というモノがあります。
発火点とは、火源がなくても物質に火がつく温度のことを言います。
物質の温度がこの発火点以上になると、自然に燃え出します。
燃えやすいイメージがある紙の発火点は「450度」と意外に高いです。
紙鍋に水を入れて火で加熱すると?
水を通さない紙に水を入れた状態で火で加熱すると、
・水の温度は上がり100度に到達。
・水は沸騰するが、温度は100度以上にはならない。
・紙の発火点は450度のため、紙鍋に水が入っている限り紙に火はつかない。
という仕組みです。
最後のまとめ
寒い時期に大人気の「鍋料理」。
数ある種類の中でも、「紙鍋」に関しては自宅でなかなかやる機会がないかと思います。
もしチャレンジする際は、火源には十分に注意してしっかり調べたうえで臨んでください。
「なべ」という言葉は世に数多くいる「渡辺」さんのニックネームとしてもお馴染みではないでしょうか。
そんなわけで下記の記事もよかったら参照下さい。
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