「魚」の種類にもいろいろありますよね。
成長によって呼び方が変わる「出世魚」という分類もあれば、「白身魚」「赤身魚」「青魚」といった、色などによって呼び方が変わる分類の仕方もあります。
美味しい魚は世の中に数多くありますが、本記事ではそんな魚の種類について紹介します。
出世魚の種類
成長に伴って呼び方が変わる魚を「出世魚」といいます。
「ブリ、スズキ、ボラ、サワラ」などが有名ですね。
上記以外の出世魚の種類や、呼び名の変わり方については、以下の記事を参照下さい。
『出世魚の種類一覧』魚の種類と呼び方はどう変わる?
成長に伴い呼び名が変わる魚を出世魚といいます。 本記事では「出世魚の種類一覧」と「呼び方がどう変わっていくか」について紹介しているので、 「出世魚にはどんな魚がいたっけ?」 「呼び方ってどんな感じで変わるんだっけ?」 という方は、ぜひ本...
白身魚・赤身魚・青魚の分類について
魚の分類の話をする際によく挙げられるのが、『鮭は赤身魚ではなく、実は白身魚』という下り。
皆さんは聞いたことありませんか?
身の色が赤いサケがなんで白身魚なの?と思う方も多いかもしれません。
白身魚、赤身魚の分類方法
実は「白身魚・赤身魚」の分類は、個体表面の身の色ではなく、「魚の筋肉の色」によるものです。
筋肉の色の違いは「遠海を泳ぐ魚か、近海を泳ぐ魚か」によって変わってきます。
遠海を泳ぐ魚は、スピードよりも持久力のほうが重要で、たくさんの糖分や酸素を必要とします。
酸素は筋肉の中にある「ヘム」と呼ばれる鉄入りの色素に結合し、この「ヘム」が赤色の成分のため「赤身」になります。
ちなみにこの筋肉を「遅筋」と言います。
対して近海を泳ぐ魚は、持久力よりも瞬発力を要します。
瞬発力に必要なのは酸素ではなくエネルギーなので、色がつかず身は白いのです。
この筋肉は「速筋」と言います。
青魚の分類について
青魚の分類は、背中の色が基準となります。
背中部分が濃い青色をした魚が、一般的には青魚に分類されます。
そんな青魚には「DHA、タウリン、鉄分」が多く含まれ、栄養も豊富です。
お寿司屋さんなどでは「ひかりもの」と呼ばれます。
白身魚の種類
サケ(鮭)、タイ(鯛)、ヒラメ(鮃)、アナゴ(穴子)、マス(鱒)、スズキ(鱸)、キス(鱚)、フグ(河豚) など
「白身魚」についてより詳しく知りたい方は、下記の記事もぜひ読んでみて下さい。
白身魚は種類が多い!魚の種類一覧とおすすめ料理(フライ、煮付け、ムニエル…)
皆さん「魚」は好きですか? 魚の種類は数多くありますが、その中でも「白身魚の種類」、「白身魚のおすすめ料理」について少し掘り下げ紹介していきます。 ちなみに「魚の種類」とひとえに言っても、分類の仕方も様々ですが、「白身魚・赤身魚・青魚」とい...
赤身魚の種類
マグロ(鮪)、サンマ(秋刀魚)、カツオ(鰹)、ブリ(鰤)、ハマチ(魬)、カンパチ(間八)、など
青魚の種類
サバ(鯖)、イワシ(鰯)、アジ(鯵)、ニシン(鰊、鯡)など
最後に
普段の食事に欠かすことのできないお魚。
上記のように種類は色々あれど、その分類がどのように分かれているか知った上で食すことで、またその味わいも変わってくるかもしれませんね。
食卓や外食の際、お魚が並んだ際はちょっと思い出してみて下さい。
他にも「魚に纏わる珍しい苗字」や、「魚の漢字」について書かれた下記の記事も是非読んでみて下さい。
魚に纏わる珍しい苗字にはどんな種類がある?
皆さんの周りに魚にまつわる珍しい苗字(名字)の方はいますか? ちなみに苗字の由来の多くは、住んでいた「地形」由来なんだとか。 また住んでいた場所の「地名」から命名したパターンも多いです。 本記事では「魚に纏わる珍しい苗字」をいくつか...
魚の漢字は種類が多い!魚介類における魚編の漢字一覧。
お寿司(鮨)屋さんと言えば、お茶を飲むための大きな湯呑みがお馴染みです。 加えていうと「様々な種類の魚の漢字が書かれた湯呑み(ゆのみ)」って見たことないですか? もちろん、すべてのお寿司屋さんで使われてはいないでしょうが、「あるある!イメー...
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