『チキンラーメン』誕生の秘密 ~50年以上続く大ヒット商品!~

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チキンラーメン」というと、誰もが知っているインスタントラーメンですよね。
発売して約60年にもなる、超ロングセラー商品なんです!(2017年現在)
 
そんな超ロングセラー商品であるチキンラーメン発祥の歴史などをまとめました。

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発明の発端

チキンラーメンの開発者は、日清食品の創業者でもある安藤 百福(あんどう ももふく)
ちなみに、2018年10月1日から放送されている、NHK連続TV小説「まんぷく」は、同氏とその妻、仁子(まさこ)をテーマにしている。
 
戦後のヤミ市の屋台で売られていた、ラーメンを求める行列を見た創業者、家庭でも美味しいラーメンを食べれればと思い、開発に着手。場所は自宅裏庭の小屋にて。
 
発売は1958年(昭和33年)8月25日
当初の価格は35円で、当時の物価としては高めだった。

 

保存の秘密

脂の熱で乾かす「瞬間油熱乾燥法」という技術を苦心のすえ生み出した。
麺を揚げることにより、麺表面に無数の穴が生まれ、お湯をかけた時に染みわたってすぐにもどる、という技術。

のぞき穴について

初代から1983年にリニューアルするまで、「のぞき穴」が商品パッケージにはあった。
中身が見えることで「どんな商品なのか誰にでもわかるように」という狙いであり、且つ不良品や粗悪品を見極めるのにも役立った、という伏線がある。
 
その後「チキンラーメン」という商品が大衆に認知されていくに伴い、のぞき穴は小さくなり、最終的には無くなってしまった。
商品パッケージの変遷については以下を参照下さい。
「チキンラーメン」パッケージ変遷の歴史!過去にはのぞき穴もあった?!
ヒヨコのマークでおなじみの、チキンラーメン! 卵を乗せて食べると本当に美味しいですよね。 そんなチキンラーメン、商品のパッケージは現在で実は7代目。   5代目パッケージになるまでは、今ではおなじみキャラのヒヨコちゃんもいなかったんです。 ...

日本以外の国でも大好評

2008年、チキンラーメン発売50周年を記念して、海外の現地法人がチキンラーメンの製造を開始した。
各国で名称は以下の通り変化する。
 
 アメリカ(Oodles of Noodles)
 ブラジル(LAMEN GALINHA)
 ハンガリー(CHICKEN RAMEN)
 インド(Top Ramen)
 インドネシア(CHICKEN RAMEN)
 中国・広東省(鶏湯拉麺)
 ※香港では、日本語の(チキンラーメン)という名称にて販売。

おしまい

こちらの紹介記事を書いていたのが深夜だったため、無性にチキンラーメンが食べたくなってきました。
(AM2時頃だったため、葛藤した挙句に我慢しましたが)
 
チキンラーメン以外にも、ロングセラーを続ける商品は身の回りに実は結構あったりします。
皆さんのご自宅にあるモノ、調べてみると意外なルーツなどがわかるかも!?

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