夏野菜と聞いてどんな種類の野菜を思い浮かべるでしょうか?
野菜は時期により収穫される野菜の種類が変わってきますが、最近は輸入や、栽培技術の向上で1年中同じ野菜が並んでいます。
しかし、本来野菜は春に収穫される春野菜、夏に収穫される夏野菜など季節により旬を迎えます。
夏野菜に限らず、旬な食べ物は体に嬉しい栄養がたくさん含まれています。
ここでは夏本番を前に、夏野菜の種類や栄養・特徴について見ていきましょう!
夏野菜の種類って多いの?
夏野菜と言っても、思いつくのは茄子、トマト、きゅうり、とうもろこしと夏野菜の代表的な物しか思いつかない方もいらっしゃるかもしれません。
夏に旬を迎える夏野菜は他に何があるのでしょう?
アスパラガス…甘さが増します
枝豆…甘味が増します
大葉…風味が豊かになります
ニンニク…みずみずしくなります
ししとう…夏の初め頃に辛味が少ない物が多くなります
ゴーヤ…苦味がありますが、完熟し色がオレンジになると苦味がなくなります
新生姜…みずみずしくなり、辛味が少なくなります
ここで書いた夏野菜の種類は一部になりますが、一年中口に出来る野菜であっても実は知らないだけで、これからが旬の野菜もたくさんあります。
夏野菜の栄養はどんなもの?
いろんな野菜が夏野菜であることがわかったところで、前述した夏野菜の栄養についてみていきましょう。
アスパラガス…アスパラギン酸、カリウム、カロテン
枝豆…たんぱく質、ビタミンB1、カリウム
夏バテ防止、疲労回復、肝臓や腎臓の負担を和らげる
大葉…カロテン、ビタミンB2,C、カリウム
香りに殺菌作用や精神安定効果、アンチエイジング効果
にんにく…食物繊維、ビタミン類多数、カリウム
疲労回復、滋養強壮、血行をよくする効果
ししとう…ビタミンC,K,B6、カリウム
新陳代謝の促進、利尿作用
ゴーヤ…ビタミンK,C、カリウム
夏バテ防止、疲労回復、美肌、アンチエイジング効果
新生姜…ショウガオール、シンゲロール
体を温める効果、殺菌作用
書いた以外にも栄養素は様々な種類が入っていますが、特筆して書かせてもらいました。
夏野菜の特徴や共通点は?
栄養素を見てみると、新生姜以外にはカリウムが多く含まれていることがわかります。
夏野菜にはカリウムを含んだ物が多いのが特徴なんですね。
カリウムは塩分を排出する効果があり、むくみや高血圧に効果があると言われています。
他にも毎年夏バテをしてしまうという方にもカリウムはオススメの栄養素です。
全ての種類ではありませんが、ビタミン類を含んでいるものも多いです。
ビタミンには疲労回復するものや、シミやそばかすの元であるメラニン色素の生成を抑えてくれるものもあります。
遊びに出掛けた後に、日焼け後に、ビタミン類は欠かせない栄養素なのです。
そして大部分の夏野菜の特徴として、体温を下げてくれるという効果も高いです。
夏野菜は暑い時期に旬を迎えます。
それには合理的な理由があり、体調管理に必要な栄養素を持っていたんですね。
まとめ
これから暑い夏がやってきます。
夏になったら、海にプールにとレジャーに出かける機会も増えると思います。
せっかくの夏の楽しい思い出作りの時に、体調を崩してしまったなんてもったいないですよね。
そうなる前に、日頃から取り入れられる食べ物で体調管理をするのもいいのではないでしょうか。
夏野菜は料理方法もいろいろアレンジ出来るものが多いです。
中には火を通しても栄養素が加熱前とあまり変わらない野菜もあるので、サラダだけでなく、火を通して味に変化を付けてみると飽きずに取り入れられると思います。
今年の夏は旬の野菜で夏バテとおさらばしましょう!
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