日本にはたくさんの苗字がありますが、「鉄」という苗字は知っていますか?
とても珍しい苗字ですよね。
本記事では「鉄という苗字」についてと、「金属材料の鉄」について紹介していきます。
鉄という珍しい苗字
「鉄」という苗字の読み方は、
「てつ、くろがね」です。
全国順位は9,575位で、全国人数は約780人。
全国の分布としては、
茨城県 約350人
兵庫県 約80人
福島県 約70人
東京都 約60人
大阪府 約50人
茨城県の中でも北茨城市に集中しており、同市に約290人いらっしゃいます。
「鉄」以外にも、漢字一文字の珍しい苗字はいくつもあります。
まとめた記事があるので、下記参考までに読んでみて下さい。
『漢字一文字』の「珍しい苗字」にはどんな種類がある?
皆さんのまわりには『漢字一文字の苗字』の方はいますか? 苗字(名字)にも色々ありますが、 その中でも漢字一文字の珍しい苗字について、本記事ではメインで紹介していきます。 日本には実に多くの苗字があり、その数なんと11万種類にのぼるというから...
金属材料の種類と鉄の特徴
ここからは、金属材料としての「鉄」に関する余談になります。
まずは鉄の種類と特徴から見ていきましょう。
金属材料の種類
金属材料は基本、鉄系材料と非鉄系材料に分けられます。
主な鉄系材料には、鉄(純鉄)、炭素鋼、合金鋼、鋳鉄、ステンレスなどがあり、生産や流通にかかるコストが安く、大小様々な部品に広く使用されています。
非鉄系では、アルミニウム、亜鉛、ニッケル、銅、鉛、チタンなどがあり、鉄以外の金属材料を一般的には指します。
鉄が使用しにくい特殊な用途や環境で使用され、コストは高いことが多いです。
鉄の特徴
鉄には以下のような特徴があります。
・炭素などが含まれるため、硬く強度が高い
・錆びやすい
・値段が安い
・炭素などの元素の含有量の制御や、熱処理による加工がしやすく、多用途な対応が出来る。
ちなみに、「とんちんかん」という言葉の由来は、鉄を打つ鍛冶屋にルーツがあるってご存じですか?
気になる方は以下の記事を是非。
『とんちんかん』ってどんな意味?「鍛冶屋」が語源や由来って本当!?
「とんちんかん」という言葉、聞いたことある方は多いと思います。 でも、その詳しい意味や語源・由来まで知っている方は、意外と少ないのではないでしょうか? 本記事では、とんちんかんの意味とその語源(由来)について紹介します。 『とんちんかん...
日本の鉄鋼 売上高ランキング
続いては、日本における「鉄鋼の売上高ランキング」を紹介します。
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日本製鉄 5兆9215億円
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JFEホールディングス 3兆7297億円
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神戸製鋼所 1兆8698億円
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日立金属 8814億200万円
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大同特殊鋼 4904億2100万円
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山陽特殊製鋼 2624億5200万円
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愛知製鋼 2422億6200万円
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共英製鋼 2393億4300万円
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大和工業 1819億6400万円
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東京製鐵 1799億2400万円
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合同製鐵 1680億4200万円
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丸一鋼管 1549億2600万円
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淀川製鋼所 1540億6600万円
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日本冶金工業 1363億7300万円
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中山製鋼所 1362億4500万円
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三菱製鋼 1171億3800万円
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栗本鐵工所 1099億400万円
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大阪製鐵 915億9200万円
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東京鐵鋼 589億8400万円
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新日本電工 540億400万円
以上が日本企業の上位20社です。
日本を代表する大手企業ばかりなので、名前を聞いたことがある会社も多いかと思います。
(※上記データは2020年時点のものです)
世界の鉄鉱石生産量ランキング
最後に、世界における「鉄鉱石生産量の国別ランキング」を紹介します。
(※以下、生産量の単位は千トン)
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オーストラリア 557,427
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ブラジル 292,778
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中国 209,311
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インド 126,000
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ロシア 56,700
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南アフリカ 47,200
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ウクライナ 37,700
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カナダ 31,500
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アメリカ 31,300
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イラン 23,900
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スウェーデン 22,200
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メキシコ 14,021
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カザフスタン 11,700
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ペルー 9,534
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チリ 8,942
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モーリタニア 6,694
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トルコ 5,777
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モンゴル 3,740
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北朝鮮 3,500
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ベトナム 2,890
以上、トップ20国のランキングとなります。
(※上記は2018年のデータです)
国の略称についての記事も参考までにどうぞ。
JP,US,AUS,CHN… この国どこだっけ?「世界の国の略称一覧」
表題にある通り、国の名前を 「JP,US,AUS,CHN」といった具合で アルファベット2文字や3文字の略称で表記することがあります。 上記の例だと、 「JP=日本」、「US=アメリカ」、「AUS=オーストラリア」、「CHN=中国」 という...
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。
材料としての鉄について、もう少し掘り下げようか迷いましたが、だいぶ長くなりそうだったので別の機会に譲ることにしました。
ご興味あれば、本サイトの別記事も是非のぞいてみて下さい。
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