七を三つ書く漢字「㐂」、変換の仕方や読み方は?

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漢字にはたくさんの種類がありますが、七が三つ合体した「」という漢字があります。
 
一般的にという漢数字だと、
「七夕」「七福神」「七五三」「七輪」などが思い浮かんだ方が多いのではないでしょうか?
 
普段なかなか見かけない「」という漢字、変換の仕方や読み方について紹介します。

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「㐂」の 変換のやり方

㐂は「」という読み方をします。
・漢字変換する場合は、ひらがなで」や「よろこぶ」と入力し「単字変換、もしくは手書き入力で探す方法があります。
 
・ただ、それでも機種やOSによっては、表示されないこともあるようです。
表示されない場合は」という漢字を代わりに使うか、どうしても「」として記入する必要がある場合は、表示されているWebページからコピーしたものを貼り付けましょう。

また、人の名前・苗字に関しても、スマホやPCでなかなか変換出来ない漢字ってありますよね。

一例を挙げると「斎藤」さんや「渡辺」さんなど。

左記の漢字は容易に変換出来ますが、旧字体など難しい漢字の「さいとう、わたなべ」さんについて、漢字が表示されず困った経験をされた方も少なくないのでは。

そんな方は以下の記事も是非ご参照下さい。

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「㐂」の持つ意味など

 
「喜」という漢字の草書体に基づく俗字であり、喜と同じ意味である。

・七十七歳になった祝いを「喜寿」と言いますが、これは「㐂」が”七十七”と読めることを由来とする。


」をはじめ、「品、森、晶、、轟、」のように、2つないし3つの同じ漢字の組み合わせで構成される漢字を「理義字(りぎじ)」と言います。
(※姦、猋、犇、磊、鱻は文字をクリックすると個別記事にジャンプします)

広義では、形態が奇妙な漢字や面白い形をした漢字のことも理義字とされ、
また古くは寺子屋などにおいて、漢字を学習する際の手引きとして用いられた書籍の「童子字尽安見」、「年中往来用文章」などに、「理義字集」なるものがみられました。

理義字とはいえ、人の名前や地名などでもよく見かける「品、森、晶」などに比べ、「㐂」は日常生活ではあまり見かけないかもしれません。 

では現在において「㐂」が使われているモノはというと、


「㐂」が使われているモノ

焼酎の「㐂六(きろく)」

焼酎が好きな方(もしくは九州の方)は周知かもしれませんが。ファンも多い芋焼酎です。
 
宮崎県の老舗、(株)黒木本店が蔵元。創業は明治18年。
「中々」「百年の孤独」など、口にされたことも多いかと思います。
 

日本橋人形町の「㐂寿司(きずし)」

老舗の江戸前寿司のお店。
同地には、昭和27年に置屋を改装して建てた。
 
魚は海老を除いて、すべて天然ものを使っている。
長年続く名店で、遠くから足を運ぶ方も珍しくないんだとか。
 

家系ラーメンの人気店「寿々㐂家(すずきや)」

横浜市保土ヶ谷区にある人気ラーメン店。

いまや横浜の代名詞と言っても過言ではない家系ラーメン。

同店も含め神奈川県のおススメラーメン店は下記を参照下さい。

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秋葉原駅と浅草橋駅の中間あたりにお店は位置します。

東京都内にあるおススメのラーメン店は下記を参照下さい。

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「㐂」が使われている例は他にもありますが、文字の縁起が良い由来からか、主に飲食店などの屋号に使われる事が多いようです。

他に㐂が入るお店については以下の記事でまとめております。

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最後に

そもそもお酒好きの筆者が、焼酎も好きなので、「㐂六」の文字を入力変換出来なかった事にこの記事は端を発します。
「目に見えてそこにあるのに、文字に起こせない」というモヤモヤです。
皆さんも経験あるんだかないんだか、どちらかですよね!
 
「もやっ」としたら、どんどん解決していきましょう!
 
ちなみに七という数字は「ラッキーセブン」という言葉がある通り、日本だけでなく海外でも縁起が良い数字とされています。
ラッキーセブンの由来についての以下の記事も参照下さい。
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