男性用化粧品で有名な企業で、「株式会社マンダム」という会社があります。
男女問わず、 知っている方のほうが多数派なのではないでしょうか。
社名の認知度が高い理由として、店頭にて同社商品を見かける機会が多いのはもちろん、記憶に残るキャッチーなCMが多いのもあるかと思います。
一例を挙げると、 当時(1970年)としては初めて、CMにハリウッド俳優のチャールズ・ブロンソンさんを起用し、同CM内での「うーん、マンダム」という決め台詞は一躍流行語になりました。
筆者が一番印象強かったCMは、主力ブランドGATSBY(ギャツビー)のヘアジャムという商品のCM。
松田翔太さんと栗山千明さん演じるオサレ星人、一度見たら忘れられない内容です。
どういう会社?
国内化粧品業界では第5位。
ちなみに上位10社のランキング(※2018年現在)は、
「1.資生堂、2.花王、3.コーセー、4.ポーラ・オルビスHD、5.マンダム、6.ファンケル、7.ノエビアHD、8.シーズ・HD、9.ミルボン、10.ナリス化粧品」、
という順位です。
同社は女性用ブランドの「ビフェスタ」、「バリアリペア」、「ルシードエル」なども人気を博していますが、
主力ブランドのギャツビーを軸に、男性用化粧品においては国内トップのシェアを誇ります。
マンダムの歴史
創業者は岡山県出身の西村新八郎。
明治時代に大阪で創業された「大崎組」に同氏が入社、こちらがマンダムの前身となります。
表題にある通り、元々は「マンダム」という社名ではありませんでした。
大崎組の倒産の後、大阪市内で化粧品を扱う業者が合同し、1927年(昭和2年)に「金鶴香水株式会社」が設立されます。
ちなみに日本には歴史がある企業・会社が数多く存在します。
以下も是非参照下さい。
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1933年(昭和8年)、使う分だけ押し出して塗る整髪剤「丹頂チック」が発売。これが大ヒットを記録します。
「丹頂ヘアトニック」、「丹頂コールドクリーム」など、ブランド名を冠した商品が多くなったことを受け、1959年(昭和34年)に社名を「丹頂株式会社」に変更。
「丹頂」シリーズは、現在でも販売されています。
その後、冒頭にもあるチャールズ・ブロンソンのCMで「マンダム」シリーズを発売。
1971年(昭和46年)に「マンダム」へと社名変更します。
社名の変遷に関しては、まるで成長に伴い呼び方が変化する出世魚のようですね。
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ちなみに、社名である「マンダム(mandom)」の由来ですが、もともとは『Man Domain(男の領域)』という意味でしたが、女性用化粧品への参入に伴い、現在は『Human & Freedom』として
、意味付けの変更をしています。
最後に
今回ご紹介したマンダムの社名の変遷、他にも社名が変わってきた企業さんはいくつかあると思います。
そんな他企業様については、また別の機会にご紹介出来ればと思います。
最後に、最近では「におい」について世の中の関心が高まっていますよね。「スメハラ」という言葉も昔はなかったですもんね。
同社では「におい対策」の商品に近年画期的な商品がたくさん発売されています。
「におい」については下記も参照下さい。
参照:マンダム公式サイト「社史」より
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